SieMatic in your life
ジーマティックー人生を変えるキッチン
02キッチンをもっと自分らしく

キッチンジャーナリスト 本間美紀

人生と連動する暮らしの道具、それがキッチン

「おすすめされるキッチンにピンとこない」。キッチンの取材をしているとそんな言葉を多く聞きます。それはこれまでの日本のキッチンが「機能とコスト」だけに終始した提案しかされていなかったからです。ドイツのキッチン、ジーマティックが私たちに教えてくれるのは、もっとキッチンは「自分らしく」仕立てることができるということです

ドイツではキッチンは家ではなく、使う人がカスタマイズする”自分のもの”。例えば引越しの時にはキッチンも一緒に持っていくのが当たり前。引っ越し先の家やアパートではキッチンの場所はガラリと空いています。「キッチンは人によって使い勝手やデザインの好みが違うのに、どうして日本では最初からどの家も同じようなキッチンが入っているの?」と呆れられます。

ドイツのキッチンの考え方で驚いたこと。たとえば不要になったキッチンを、アンティーク家具のようにフリーマーケットサイトで売買する、引っ越すときは愛用の食器洗い機まで持っていくほど、ドイツでは人生とキッチンは連動しているように感じます。

そんな変化に強いのがジーマティックのタイムレスなキッチン。暮らしの変化に合わせて長い人生に寄り添ってくれます。いったいどんな風にできるの? ジーマティックの日本のサロンで実際に接客を担当するプランナーの声とともにご案内しましょう。

”wish list”をつくろう

ジーマティックのキッチンは120種の扉材と緻密な収納システムを揃えていて、これをプランナーが希望に応じてプランしていくという仕組みです。最初のコンサルティングではデザインと機能の両面からお話が始まります。

「デザインはこんな感じにしたいというインテリアのイメージがあれば、ホテルでもレストランでもなんでも教えてください。もちろんキッチンの写真もあるとさらにやる気が出ます。さらにお好きな家具、素材、照明、雑貨等、ヒントがいただけるといいですね」(ジーマティック青山プランナー)

ジーマティックのショールームでは色や素材のサンプルを並べて見せてくれます。サンプルのパネル材が並ぶと、まるでアートのように素敵なのです。 迷っても大丈夫。「お客様のお話の中からくみ取れればと思いますので、どんな感じが好きかお話しいただきたいです」とプランナーの皆さんもアドバイスしています。あなたの”wish list”、これがすべてのスタートになるのです。

そして機能面については、プランナーがおすすめしているのが事前の情報整理。
・生活スタイル(家族構成・お料理・パーティーをよくする・シェフを呼ぶなど)
・よく使う家電、使ってみたい家電、食器洗い機やオーブンなどビルトイン家電も
・見せる収納が欲しいか、また量はどれくらい欲しいか

特に収納は「量を入れるだけ」ではなく、見せたいものを飾る、使いたいものを適切な位置に収納することのメリハリが大切にされている時代、ジーマティックのキッチンこそ力を発揮します。

それは一体どういうことなのかを、次からご案内しましょう。

ジーマティック青山のサンプルコーナー

扉を開いたときの驚きー収納をカスタマイズする

キッチンをパーソナルに仕立てる。ジーマティックの収納システムは、「自分らしい暮らしをプランする」ところに最大の魅力があります。希望があるほど、キッチンのあり方は明確になります。何をどう使いたいかを、プランナーに希望を伝えましょう。ただの棚ではなく空間を多方向に使った、素晴らしいシステムが提案されます。一か所にキッチンペーパーから調理道具までしまいたい。家族で引き継いた銀の食器を一式、旅先で買い集めたスパイス、さらにタブレットなど最新のデバイスまで、すべてをキッチンの適切な位置にセットすることができ、自分のワークステーションとなってくれるとジーマティックは気づかせてくれます。

【扉の裏を有効に使う】
扉の裏に穴の開いたテープ状の部品を埋め込み、そこに収納パーツを組み込みむのが「マルチマティック」というシステム。キッチンペーパーホルダーやスパイスラック、なんとワインやオイルのボトルが入るバスケットも組み込めるそうですよ。扉裏にそれだけ重いものを入れられる。それはジーマティックの品質ですね。小さな隙間も無駄にしないところにドイツらしさも感じます。

【見渡せるから使いやすい】
ショールームで必ず歓声が上がるのが引き出しの中のアクセサリー。木やアルミニウムのジュエリーボックスのような緻密なカトラリーケース。器がすべらないように引き出しの底にライン状の滑り止めマットが付いていて、日本人のような細やかな感性を感じます。 特に素敵なのはドイツの専門ブランドとコラボしているスパイス入れ。上から見た時も中身が見えると利便性だけではなく、料理という作業がアートになるドラマチックな瞬間を生み出してくれます。

【キッチンの壁に見せる収納】
キッチンのツールを見せて飾りたい。そんな時も壁にレールを取り付けるオンウォールレールアクセサリーを。ツールやグリーンポット、レシピホルダーを飾る。キッチンカウンターにものを置かなくて済むので拭き掃除も楽ですね。

内部だけではなく、ガラス扉の見せる収納を作ったり、オープン棚を組み合わせたり、キュリオケースのような仕立ても得意技。

マルチマティック
引き出しアクセサリー
オンウォール レールアクセサリー

子どもの成長や食卓の変化、暮らしが変わると意外な収納が必要だったり、減らすこともあったり。そんな時でもジーマティックは自在に変化して、暮らしを支えてくれます。その土台を支えるのが、頑丈なキャビネット。本体が丈夫だからこそ、20年後に扉材だけ変えたい。リノベーションで元のキッチンをアップグレードしたい。そんな時にもベースになってくれるのです。

取材・文/キッチンジャーナリスト 本間美紀

キッチンをインテリアから考える本「リアルキッチン&インテリア」著者。自分らしいキッチンとインテリアを実現した住まいの取材を続け、取材件数は300件以上。そこに暮らす人、メーカーや売る人など、多方向からのインタビューからデザインとキッチンのある暮らしを考え、執筆。セミナー活動も多数。新刊に「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)